私は貝になりたい

私は、誰ととぁれれば誰なのかわからない。ただ生きている。若いときは、希望もあつた。しかし、妻をなくし、

のぞみを、牛なつた。牛歩の如くただ生きている。こきうしているから、あの日からわたしは、牛になったのである。機会を、まった。ひたすら、まつた。                

そして、その機会と、気づくとき、ななじゅう六歳になつていた。うしは、すーぴどに、ついていけない時代になつていた。妻のもとへ牛はノロノロとあるき始める。そうだ、私は、賢女者が使う建前本音がわかる頭脳がみについた樹分があるでわないかと自身を励ましながら生きる。